( ‘A`)皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?朝方、猫に起こされたけど、寒いし眠いしどうにも起きたくないので気が付かないフリをしていたら「お?寝たフリかこの野郎!こうしてやる!」とばかりに、ノシノシと踏みつけるように横断された猫貴族です。
今回は猫のケンカについてです。
完全室内飼いではなく、猫が適度に外出するというお宅はそれなりに多いと思います。近所の飼い猫や野良猫と仲良くすることもあれば、どうにもウマが合わないという猫もいるでしょうか。
仲の悪い猫同士が鉢合わせれば、「うううぅぅぅぅ~!!」と唸り声をあげて威嚇がはじまり、時と場合によっては取っ組み合いの壮絶なケンカがはじまってしまいます。
結果として何食わぬ顔で帰ってくることもあれば、身体に傷を作って帰ってくることもあります。
猫同士のケンカは百害あって一利なしですが、直後どうにも様子がおかしい…元気がないし、食欲もない、なんだか熱があるのかな?という際の、一例についてまとめてみました。
【猫の体調不良】発熱?喧嘩をして帰ってきてから元気がない
( ‘A`)去勢をしていても、していなくともオス猫は縄張り争いをする性分です。
自分の家のすぐ近くに気に入らない猫が近寄ろうものなら、サイレンのような野太い声をあげるなど、警戒態勢になることも珍しくはありません。
普段ならにらみ合い程度の威嚇で終わることも多い猫同士のケンカですが、どうしても肉弾戦に至ることもあります。
ケンカ直後の様子
- いつもの食欲がない
- 水もあまり飲まない
- ちょっとボーッとした様子
- 明らかに普段と違う
- 落ち込んでいる風にも見える
身体に負った傷の影響なのか、それともケンカそのもののショックなのか、いつもの元気がなくなってしまうことがあります。
ゴハンも少量、水もあまり飲まない、いつもならリラックスした感じで寝転がっているのに、ジーッとうずくまるように寝ている。明らかに様子がおかしいので、すぐさま病院につれていくことにしました。
【猫の体調不良】ケンカで発熱、動物病院での処置の流れ
( ‘A`)どんな感じで診察がすすむのか?その一例をご紹介。
まずは問診と触診
最初に定番の体重測定、「今日はどうしましたか?」という先生の問いかけに対して、こちらの事情を説明したのち、身体に傷がないか?など、具体的な診察に移行すると思います。
猫同士のケンカで一番怖いのが瞳の傷
真っ先に確認したいのが瞳に傷がないかですね。ちょっとでも傷があれば、充血したり、瞳の明るさが鈍っていたりと、わかりやすい症状が出ると思われます。
体温測定
猫の体温を測るときは、お尻に体温計をプスっと挿す直腸検温が一般的です。
当然、イヤがりますので、飼い主が落ち着かせるなど、何かしらのフォローは必須となります。
今回のケースでは39度を超えた体温が計測されてしまい、元気がないのは発熱のせいという結果が出ました。
注射×2本
頭に少し傷が見られたので、化膿しないように抗生物質の注射を1本、あともう1本は何の注射かは忘れてしまいましたが、なんか打ってました。
喧嘩で発熱した猫にかかる医療費の一例
- 再診料
- 注射2本(合計5,500円)
- 消費税
再診料は動物病院によって違うのかもしれませんが、1,000円でお釣りが来るような金額である場合が多いと思います。
今回は注射の費用が結構かかった印象ですね。消費税などモロモロ含めておよそ7,000円といった金額がお会計の着地点となりました。
猫が喧嘩で発熱、その後の様子は?
動物病院から帰宅後
ためしにちゅーるをあげてみたら完食。普段の食事であるカリカリとウェットのキャットフードも、それなりに食べたので、とりあえずはひと安心という経過を迎えたと思います。
動物病院で緊張したのか、お水もたくさん飲んでいました。
翌日
ファンヒーターの温風がよく通る場所を陣取り、リラックスした様子で寝転がっていました。食欲もまずまずといった様子で、喧嘩直後よりも体調が良くなっているといっても過言ではないと思います。
まとめ
日頃から、猫の検温とかできれば良いのですが、気位の高いやんちゃ坊主が相手だと、オトナ2~3人いないと厳しいので、なかなか難しいですよね。