( ‘A`)皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?キャットフードを盛る食器は、地味で飾り気もないけど、何だかんだでシルバーカラーのステンレス製が、一番取り扱いやすいなと思う猫貴族です。
今回は、キャットフードの定番ブランドである「ロイヤルカナン」をテーマに、ネット上を震撼させた「ロイヤルカナンが韓国産になる」というウワサについて、一連の騒動を追いかけてみました。
ずっとフランス産だったロイヤルカナンのキャットフードが、ホントに韓国産になるのか?
市場に出回っているロイヤルカナンを韓国産かどうかを見分ける方法はあるのか?
などなど、気になる項目に物陰からジッと見てくる猫のごとく、フォーカスを注いでみました。
ロイヤルカナンのキャットフードが韓国製になるって何のはなし?
- ロイヤルカナンは2014年ごろ、韓国にペットフード製造工場を作るよーと発表
- 日本のネット住民騒然、Web上は蜂の巣を突いたような騒ぎに
- 2018年3月、ロイヤルカナン金堤(キムジェ)工場が完成したと発表
( ‘A`)ご存じない方もいると思うので、ことの経緯をザッと振り返ってみたいと思います。
時系列としては上記のような感じですけど、日本サイドとしては中国はもちろん、韓国の食品に対して特に衛生面では、まったく信用していないという人が、相当数いるものと思われます。
背景には、韓国が大量のゴミや有害金属(水銀や鉛など)、家畜の糞尿などを大量に海洋投棄している汚染水域の問題をはじめ、いろいろな食品類から大腸菌群が検出されるなど、安全基準がかなりユルユルな一面があるようです。
また、韓国の調味料メーカーが原料である「糖蜜」を、バキュームカーで搬送していた事実が発覚して摘発されるなど、衛生基準をはるかに逸脱した話題をあげると、枚挙にいとまがないといっても過言ではありません。
嫌韓という感情を抜きにしても、日本のネット住民が大騒ぎする気持ちも、理解できるのではないでしょうか。
【ロイヤルカナン】韓国産のキャットフードは日本市場に出回っているの?
2019年上半期までは、日本に輸入される同工場の製品は犬用食事療法食「満腹感サポート ドライ 1kg、3kg、8kg」のみとなります。
一部ドッグフードのみ韓国産が日本でもリリース
( ‘A`)ロイヤルカナンに問い合わせた結果、2019年上半期までは、特定のドッグフードのみ、日本にも輸入されている模様です。
ということは、2019年1月時点では、ロイヤルカナンの商品に韓国産のキャットフードは存在していない、ということになるのかもしれませんね。
大手通販「Amazon」で韓国産をチェック
( ‘A`)ドッグフードの「満腹感サポート」は、すでに販売がスタートしているみたいですね。一部製品については「大韓民国」の文字が確認できます。
バーコードでは韓国産かどうかを判別できない
- 日本:450-459&490-499(45/49)
- 韓国:880
- フランス:300–379
(‘A`)一時期、製品に記載されているバーコードの数字を見て、フランス産なのか、それとも韓国産のロイヤルカナンなのかを判別できないか?みたいな話題がネット上を駆け巡りましたけど、数字の違いだけでは安易に判断はできないそうです。
パッケージ裏を確認してみた
( ‘A`)フランス産のロイヤルカナンのパッケージ裏のバーコードを確認しましたけど「318」から始まる数字でした。
国別のコードは、あくまで事業者(メーカー)の商品をわかりやすく識別するためのものであって、原産国がどこか?を、明示しているわけではないそうです。
また、例えば国外の工場で生産したものであっても、生産を依頼したのが日本であれば、日本のバーコードが使用されるとのことです。
つまり、上記のロイヤルカナンは日本語が記載されているけど、生産を委託したのはフランスなので、バーコードもおフランスなナンバーになっているというわけですね。
今後の可能性の一つとしては、もし韓国の工場でもキャットフードのロイヤルカナンの製造がスタートした場合、生産したのは韓国だけど、依頼したのはフランスなので、バーコードも880ではなく、300–379が記載されることがある…カモということですね。
まとめ
( ‘A`)この記事を書いた2019年1月時点では、ロイヤルカナンのキャットフードは、依然としてフランス産である可能性が高いと言えるでしょうか。